INTERVIEW
想像以上の“挑戦”が、日本の製造業を動かす。
Jun Nakamura
中村 準
2022年入社
プロフィール
就職活動は主に「裁量」と「社会貢献」を重視。主体的かつクリエイティブに仕事を進められる環境を望む中、鍛造に取り組む職人の技術と製造時間を1秒単位で削る努力を目の当たりにして、ものづくりにかける姿に心が動く。
ゼロからチームで取り組むものづくりを通じて、自らのアイデアや交渉力を活かすことで社会インフラの一部分を生み出せる当社営業職に大きなやりがいを感じ、入社を決めた。趣味はゴルフで、週1~2回は練習場に足を運んでいる。
キャリア
2022
営業部 営業1課に配属
主に建設機械、船舶エンジン、半導体製造装置メーカーを担当。
その他、入社1年目には全社で取り組むDX推進プロジェクトにおいて、営業部で請求書・納品書のWeb送付を主体となり推進。1ヶ月あたり500枚の帳票印刷・封入・発送の自動化により、業務効率化を実現した。
仕事内容と役割・ミッション
裁量を手に可能性を広げ、
入社3年目で大型案件を担当。
より良い製品をつくり出すために、お客様と社内製造部の架け橋となることが私の役割です。それぞれの立場で視点が異なるため、共通認識をつくることは容易ではありません。その分、満足いただける製品をご提供できた際には大きな喜びを感じます。
最近では、鋳造や溶接など他の工法でつくられた製品の“鍛造化”を実現する提案に力を入れています。鍛造は鋳造や溶接と異なり、熱した鉄を叩きながら加工します。いわば「刀鍛冶」のようなイメージです。溶かさずに加工するため内部に気泡が生まれず、品質面でのメリットがあります。また、少子高齢化に伴う労働力不足が深刻化する中、多くの企業は人材の確保に苦慮していて、特に専門技術を要する分野でその傾向が顕著です。その中で鍛造は、素材を一体化する過程を通じて、部品や構造物の強度を高めるだけでなく、製造プロセスを簡素化することができます。これにより、多くの人が関わる必要がなくなり、持続的な製造を可能とする点でも価値を提供することができます。当社は、1t超の大型製品にも対応できる国内で数少ない型打鍛造メーカーのため、提案できる幅が広いことも営業として魅力に感じますね。
ISS山崎機械は自ら仕事を見つけて取り組める社風で、若手でも意欲さえあればスケールの大きな仕事を任せています。実際に私も入社3年目ながら毎月億単位の売上となる案件を担っていますし、やりがい十分です。当社はOJTを重視しており、入社後早い段階で担当企業を先輩から引き継ぎます。経験豊富な上司や先輩に相談できる環境に心強さを感じながらも、個人の裁量があり成長できる環境です。社員の意思やアイデアを尊重していただける環境で会社からの期待を感じながら、仕事を通じて視座を上げられるように日々取り組んでいます。
今後の目標・将来像
自分の“軸”を磨き、
クリエイティブな社風をつくる。
今後は「中村と言えば、○○やな!」と、周囲から認められるような強みを手にしたいですね。実際に、ある先輩は「鉄道業界なら○○さん」と頼られています。私も知識を深め、営業先を開拓し、実績を残してきた先輩のように活躍したいと考えています。また、社内で実績のない材質や形状に対応した鍛造の引き合いをいただき、鍛造メーカーとしての強みを伸ばしていくことも目標です。具体的には、銅やアルミ、チタンなど鉄以外の素材を鍛造する案件の開拓に動いています。食品製造機器のメーカーさん向けに、サビが起こりにくいステンレスの鍛造を提案するなど、まずは鍛造の新たな可能性についてプロモーションをしている段階です。
現在はこれまで製造業でも類を見ない製法を用いたプロジェクトを任されています。このプロジェクトが成功すれば、日本の社会の発展にも貢献できますし、ISS山崎機械にも新たな可能性をもたらします。当社で活躍された先輩方の技術や知見を継承しながら、発展させていくことは大きなやりがいです。自分の意見やアイデアを発信し、形にできるクリエイティブな社風づくりを私なりに進められたらと思います。
SCHEDULE
1日のスケジュール
8:00
出社。メール対応~見積書・プレゼン資料作成
お問い合わせにはスピーディかつわかりやすい返答を心掛けています。
10:00
開発、試作の技術打ち合わせ
製造部門と製造について検討。量産前に製造方法を確立することで良質な製品づくりに繋がります。
12:00~12:45
昼食
その日の状況により、時間を調整しています。
14:00
客先訪問
現地に訪問。お客様とざっくばらんに話し合える関係づくりを大切にしています。
16:30
お問い合わせへの返答~製造進捗などの確認
状況次第で全体の工程を調整。進捗を把握しお客様に随時共有することで信頼を得られます。
18:00
退社
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